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校長からのごあいさつ

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KIUアカデミー校長
アロウド・シモエス


大阪教育大学大学院教育研究科
芸術文化専攻 修士 2004
大阪教育大学 教養学科芸術専攻 学士 2002
ブラジリア軍隊高等学校 卒業 1995

KIUAに興味をお持ちいただき、ありがとうございます。


皆さんは、本校にどのような期待をお持ちでしょうか。外国人の先生から英語で教わるから、将来グローバルに活躍できる国際人として成長できるに違いない。そんなふうにお考えの方も多いことでしょう。たしかに英語を使いこなす能力は、これからを生きるうえでますます重要になると考えられます。私たちの学校でもすべての生徒が実用的な英語力を身につけて卒業していきます。


しかし私たちは、子どもたちの未来にとってより重要なことは、彼らが「自分の頭で考える力を身につける」ことだと確信しています。先生から言われたことを鵜呑みにするのではなく、疑問を持って物事に向き合い、よりよい方法を探す力をつける。こうした思考力がなければ、いくら知識を身につけても、自分の未来を切り開くために活用することができません。ですから私たちは、徹底的に考えることを子どもたちに要求します。レポートより、論点のある「論文」を多く課題に設けているのもそのためです。


またもう一つ重要なことは、自分自身の軸(アイデンティティ)をしっかりと持つことです。外国人の先生に英語を学んだとはいえ、日本で生まれ育った子どもたちは当然日本人です。日本の言葉、日本の歴史、日本の政治について深く理解していなければ、世界の人たちに自分を認めさせることができません。こうした考えから本校では、日本について学ぶ授業に徹底して取り組んでいます。これはほかのインターナショナルスクールとKIUAの大きな違いでもあります。


もしも皆さんが、暗記が中心の教育ではなく、生きる意味を考えながら学ぶことが大切だとお考えなら、あるいは型にはまった人生を生きるのではなく、人と違う人生を追求していくべきだと思われるのなら、ぜひ一度KIUAの学校見学にお越しください。私たちにできる最大限の努力により、その願いを共に実現していくことをお約束します。

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